ramadan


今年2014年は6月29日(日)から”Ramadan(「ラマダン(第9の月)」)”が始まりました。

太陰暦である「ヒジュラ歴」の第9月をアラビア語で「ラマダーン」と呼びます。この暦はイスラム教の暦法や年を数えたり記録したりする(紀年法)時に採用されています。「ヒジュラ」はイスラム教で「遷都」の意味。予言者ムハンマドが”Mecca(「メッカ」)”から布教活動をあきらめて”Medina(「メディナ」)”へ移ったこと(「聖遷」)を表します。詳しくは調べて見てください。

世界最大数のイスラム教徒が暮らすインドネシアでもこの一ヶ月間続く「ラマダン」は特別なものです。イスラム教徒はこの間、日の出から日没まで一切の食や飲物を絶ちます。日の出の前に軽い朝食、”Suhoor(「スフール」)”を取り、日没を意味する”Magrib(「マグリブ」)”を迎えた後に、日に一度の食事、”Iftar(「イフタール」)”を取ります。朝食は日の出前のお祈り”Fajar(「ファジャール」)”の前に準備し食べます。
日本の場合、今は日の出が4時39分(2014年7月1日/静岡)です。朝のお祈りは2:53なので朝食は非常に早いです。まだ夜中です。

特別だという様子は現地で実際に目にするのが一番いいでしょうが、この時期には世界中に散っている大勢のインドネシア人が自国へ帰省します。日本の正月・お盆と同じでしょうか。
航空券も通年で一番高く、2ヶ月も前から予約でもしていないと通常の相場では購入できません。

この時期を特別にしているのはもう一つラマダンが明けた後、もう一ヶ月間”Lebaran(「ラバラン」)”というお祝いがあることです。帰省する人々もこのお祝いを目指しているわけですが、日本同様に国内の旅行者も一番多い季節です。


Ramadan, in Morocco 2010

上の写真はラマダンの終わりを祝う行事”Id-ul-Fitr(「イド・アル=フィトル」)”で日本での様子。
この後小さなコミュニティやグループに分かれて一緒に食事をしました。年の末に行われる犠牲祭”Id ul-Adha(「イド・アル=アドハー」)”と同じくイスラム教の祝日です。
中写真(from “InterContinent Bali Resort”):インドネシアの代表的なメニュー。日本でもおなじみの「チマキ」(笹の代わりにバナナの葉を使用)があります。
下写真:モロッコ・マラケシュでのラマダンの様子。


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