réparer les vivants

日常の風景の中に人々が生活していて、そのありふれた風景を監督の独特の視点が切り取っている。それが美しく。 この物語は単純なものだ。一つの臓器が提供される24時間内の2つの物語。提供する側とされる側の物語。それに立ち会う様

miscellaneous feast

前回、パリの移動祝祭日だということについて触れた。feastには祝祭という意味の他にも、饗宴、大いに楽しむ、ご馳走する等の意もあり、インドネシアの首都ジャカルタはまさにそんなfeastな場所だ。 イスラム教のこの町、この

kopi

今、私の妻の友達Nさんとその2人の子供達K&Kが日本に滞在中である。ラマダン(Ramadan 断食の月)が始まる前の小旅行であるという。インドネシアのバンドゥン市で洋菓子店を営む彼女らはその月とラマダン明けのラバラン(レ

being under the sky 2.0

『なめとこ山の熊』について ●なめとこ山の風景 「なめとこ山は大きな山だ。淵沢川はなめとこ山から出て来る。なめとこ山は一年のうち大ていの日はつめたい霧か雲かを吸ったり吐いたりしている。まわりもみんな青黒いなまこや海坊主の

being under the sky 1.0

眼にて云ふ 血がでてゐるにかゝはらず こんなにのんきでくるしくないのは 魂魄なかば からだをはなれたのですかな たゞどうも血のために それを云へないがひどいです あなたの方から見たらずゐぶんさんたんたるけしきでせうが わ

ebola

本書タイトルは以前から知っていたが、それがノンフィクションだということは知らなかった。ウィルスについて描かれているのをどこかで聞いていたが、それが「エボラ」について詳述されていることも知らなかった。映画『アウトブレイク』

re: eat, pray, love

2日前に注文した古書を手元に置きながら。昨日amazonからの梱包箱が届き仕事から帰ってきてから開封する。2006年出版、2009年12月に翻訳出版され、2011年には映画化もされた「全世界、700万部突破の大ベストセラ

reaching for the sky

ことばのかたち 第3集後記(書簡・日記) 2008-11-22 「それは、星かげのように、平野のそこここに、ともしびばかりが輝く暗夜だった。 あのともしびの一つ一つは、見わたすかぎり一面の闇の大海原の中にも、なお人間の心

anonymous, but equipped as nothing

消去、名もなきものたちの間に ●怒れる牛たちの「革命」行使 『燃ゆる都と怒れる牛たち』は、2006年3月9日の労働の機会均等法第8条が制定されたのを受け、フランスは、首都パリのセーヌ河左岸、カルチェ・ラタン地区にあるソル

actuality on the literature

【文學ト云フ事】ぶんがくということ 以前に同名タイトルの深夜番組があった。各回一つの文学作品を3分間のCMとして見事にまとめ上げたもので、いわば文学の予告編。最初に見たのが、途中からだったが、『夢十夜』であった。すぐに文

our food

日本にいるイスラム教徒にとって食の問題はなかなか深刻だと思う。また海外にいて日本を訪れようとするイスラム教徒にとっても日本での食事については問題の一つとなる。観光客として一時的に滞在する場合は、その問題も異文化圏のトラブ

distance

人と人との距離。絶妙に空いた等間隔。人との間にとった距離。快適な距離。バスを待つ間の他者との距離。距離をおいて携帯画面に耽る。この距離、少しでも狭まると人は居心地よさを失う。この距離がギュウギュウに詰め込まれると人は息が

trackback to 9.11

9・11にトラバック ●9・11の朝はどこで何をしていたか(1) あの朝は、コスタリカの首都・サンホセの街を歩いていた。 マイアミ経由・ロサンゼルス行の帰国便が9月12日で、日本行きの日程を少し延ばしたかったので、直接ア

tobacco

滞在先の古都ジョグジャカルタで見かけた光景。 歩道を歩く小学生の集団。背丈から推して小学中学年ぐらいだろうか。午前中に路上で見かける小学生もまばら(大抵は授業中だから)で、最初後ろからこの小学校の制服を着た小集団を路上に

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8月下旬のまだ日差しの強さが残る、でも空は完全に秋の模様。ここ井伊谷の地は風が涼しく渡っていた。 井伊谷小学校。「いいのや」と読む。 ここは生徒数300人ほどの山間に建つ小さな学校。小さいといいながらも少子化にともない市